裏側が見れる三原小路

銀座の街には、山手線の線路と平行に何本かの大きな通りがありますが、その中でも大きいのが銀座通りです。
この銀座通りの四丁目の交差点から五丁目方面に進んだところにあるのが、銀座の有名スポットである銀座コアですがこの建物に沿って南に進みながら左側(東側)に注意していると、小さな歩道があることに気が付きます。
この小路は「三原小路」という隠れた銀座の街歩きスポットてす。
三原小路の入り口には小さな門があり、入ってすぐのところには「あづま稲荷神社」という鳥居を構えたお社があります。
なぜ銀座のどまんなかにこのような神社があるかというと、このあづま稲荷神社は戦後間もない時期にこの地域で火災が頻発していたことから、京都伏見稲荷大明神講中を立てて銀座のお守りにしたためです。
今では銀座八丁目神社巡りのひとつとして地元の人のみならず観光客などにも愛されています。

あづま稲荷神社の先に目を移すと、小路に入るまでは瀟洒な百貨店やブランドショップ、ブティックが居並んでいたことを忘れてしまうような、歴史あるたたずまいを見ることができます。
路地を進んでいくと古めかしい建物をそのままに残す飲食店などが多く看板を連ねており、現在も果たして営業をしているのだろうか?と好奇心をくすぐるような微妙な雰囲気を醸しだしています。
中にはいかにも戦後間もない時期の混乱期に建てられたのだろう怪しげなお店や建物があるので、歩いて通り抜けるだけでもかなり楽しむことができます。
時々は銀座のホステスではないかと思われる着物の女性などともすれ違うことができます。

三原小路に向かう道としては、銀座4丁目にあるビルの中にある小さな通路を使うこともできます。
このビル内の抜け道のことを「GINZA ALLEY(ギンザアレイ)」といいます。
このギンザアレイは銀座通りからあづま通りに抜けるために作られた道のことで、地元商店街の人たちが協力をしあって、この抜け道をなくさないようにしたという歴史のある場所です。
こちらの抜け道の途中にも、和装小物や洋装雑貨といったあまり現在では見かけなくなった感じのお店がそのまま残っています。
かつての銀座の有名スポットであった、あんみつを日本で初めて販売したお店である「銀座 若松」という喫茶店も残っています。
華やかな銀座の歴史を感じることのできる裏道も、銀座を歩くときにはぜひ体験をしてもらいたいです。
意外な発見があるかもしれません。


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